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Yo-Hendrix【まさにそれは】

歌わなければ只の人。

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ただしいひとたち。

正しい人たちは、いつでもおれを惑わすのだ。

お盆だってのに、相変わらず朝の東西線は混雑したままで、眠たい体がいっそうダメになる気がしてくる。

電車に揺られながらふと、正しいか間違っているかでまとまる話なんて、全部ニセモノなんじゃないかと思った。


ニセモノじゃないか、全部。


許せないことや、嫌いなことがある限り、それがロックンロールの原動力の大きな源になり続けるんだろうけれど、それがまったく自分の中に無くなるようなそんな生き方を選んでしまったとしたら。

はたまた、そんな世の中になってしまったら。

まるでシロアリ駆除業者のそれとまったく似たようなもので、対象がなくなった瞬間に、こちら側の存在意義も無くなってしまうという。

そんな、いわば陰と陽。偉大なる、宇宙規模の矛盾。


最近、ライブに来てくれる人たちが爆発的に増えました。

でも結局大事なのは、お客さんの人数ではなく、どんな人が、どんな気持ちでおれの歌を聴いて帰ってくれるかと言うところなのです。

おれは迷っています。いつにも増して。

どれくらい迷っているかと言えば、もうその迷いの実態がまるっきり掴めないくらい。

今年は少し、ワンマンライブに怯えてしまったりもしているのです。南無。

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歌う花。

花唄Vol.2も無事に終わり。

前回同様、二ノ宮、馬場っち、いわべ、で、今回ゲストの謎のアメリカ人「泥流(デイル)」。

でいるはね、日本語が巧すぎて気持ち悪いです。ペラペラです。

歌詞も日本語。すげぇよ、お前。


やっぱり固定メンバーでのイベントってのは、回を増すにつれてなんというか、妙な結束感とでも言うか、そんなようなものが生まれてくる。

自分のお客さんに、他の出演者を紹介したくなるし、次回の集客方法なんかをちょこちょこみんなで話し合ったりして、なんというかね、出してる音は違えど、目に見えている部分に寸分の狂いもないと言うかね。

要は、楽しい。

演奏面にしてもね、ここの連中はもうそりゃぁ。

二ノ宮の楽曲は相変わらずクオリティが高く、何よりメロディと歌詞のギャップがホントに無いのだ。
「あぁ、その歌詞にはそのメロディしかないよねぇ!!」みたいなことを、いとも簡単にやってのける。すげぇよ、ニノちゃん。

で、馬場はその奥行きの深い声で、彼の等身大の日常をありありとリアルに歌い綴る。アコギに持ち替えてから、その世界観とか空気感とかが爆発的に開花している感じ。夕暮れ団地、名曲ですよアレは。

そして相棒、いわべけんじに関しては、彼の人間性がほぼ100%に近い値で楽曲に滲み出ているという、これまたアーティスト然たるステージ。
いわけん、ロックってのは人間そのもののことを言うんだ。お前は正しい。

で、泥流ね。楽曲に関してはまだまだ突き詰めてみる価値はあるけれど、日本語の独特な解釈がこれまたなんとも乙でして。泣き入るような声と相まって、レディオヘッドやコールドプレイ辺りをもう少しマニアックに突き詰めたらこうなるんではなかろうか、と言うような雰囲気を醸し出してました。


歌う花たち。

愛される方法がよく分からない彼らは、たった一つの「歌」という手段だけを頼りに、「かまってちゃん」の社会的地位獲得を日夜もくろんでいるのです。

おい、おまえら。

おれはおまえらが、大好きだっっ!!!!

釣りに行くと。

夕暮れの防波堤で、ぼぉぉ、っと釣り糸を垂れていると、自然からいろんなプレゼントをもらえます。


幼い頃、伊豆の防波堤で父親が釣り上げた黒鯛がとても大きく見えたこと。

マムシに怯えながら、やっとの思いで捕まえたミヤマクワガタ。

果たし損ねた約束や、今でも思い出しては恥ずかしくなるような、恋の話。

最初で最後だった、ブルーハーツのライブ。

真夏の音楽室。

足の長さがでたらめな、実家のテーブル。

壊れてしまったまま、所在無さ気なコーヒーメーカー。

学校を途中で抜け出して、近所の末広商店街で友達とかぶりついた焼き鳥。

大好きだったあの娘と、汗だくで自転車を漕ぎながら見に行った若洲公園の大風車。

かつての愛犬の散歩道。

恩納村の夕暮れ。


悲しくも無いのに、思い出すと涙が出そうになるような、そんな思い出。

切り取って歌うにはあまりにもうろ覚え過ぎるもんだから、なるべく克明に思い出すために、おれには夜釣りが必要なんだな。



港の小さな防波堤で 夜を迎えるその前に
釣竿仕舞って帰ろうか 口笛を吹きながら
港の小さな防波堤で 暮れ行く今日を見送るとき
果たし損ねた約束を ふと思い出してしまった

帰る場所をひとつふたつ
思い浮かべては足を止める
しまいかけた今日の日を
名残惜しげに取り出して

港の小さな防波堤で 口笛を吹いている

帰る場所をみっつよっつ
思い浮かべてはあくびをする
しまいかけた昨日までを
事も無げに海へ放り投げて

港の小さな防波堤を 立ち去っていくんだな

なぁんも。

最近燃え上がる瞬間を逃してしまっているというか、対外的な視線が異常に冷めているというか。

職場においての、「評価をもらうコツ」というのを教えてもらった。

自分自身をも評価したことのない身分なもんで、他人から、しかも会社から評価されるという事にあまりピンとこないおれは、そんな話を口を開けながら聞いていたのだけれど。

そんな事より、好きなだけ歌える場所が欲しいな。

好きな人を好きなだけ集めて、好きな歌を好きなだけ。

世の中のカラクリにぺろりと舌を出しながら、誰のせいでもないさ、と。


誰かを褒める、という事が、誰かを卑下する、ということに繋がってしまってはならない。

言葉ってのは、自分の思う限りの感情を乗せて発するのが正しいのだけれど、体重を乗せた分だけ先っちょを丸ぁるく削り落としてやらないといかん。

ボールが角ばっていたとしたら、誰も受け取ってはくれないからなぁ。

頭を使って、手と目を使って、時間を掛けて丸く削った言葉だけを、人はやんわりと受け取る事ができるのだ。


満員の東西線。

そんなことを思いながら、大あくびをするおれだ。

ウクレレを。

久々に弾いてみたりする。
いや、日常的に弾いてはいるのだが、ウクレレに正面向いて一日遊んでもらったのが久々ってことで。

で、それに飽きると灰谷さんをクーラーの無い部屋でぶちぶちと読みながら、タバコを吸ってみたり珈琲を飲んでみたりと。

要は、充実した夜なのである。

書きたいことが山ほどあるのに、言いたいことが腐るほどあるのに、歌いたい旋律が死ぬほどあるのに、結局放っておいても言葉は山にもならず、腐りもせず、そしてメロディが歌えないことで死ぬことなんてありえないもんだから、まぁいいんじゃないかと。

余裕と開き直りはとても似ているけれど、引き合いの出し方が難しい。

今のおれが持ってるものは・・・余裕だな。間違いない。

そんな余裕で弾き倒すウクレレの、なんと素晴らしいことか。
元来、楽器ってのは頑張ってやるものではないのかもしれないな。


もっと自然で自由で、さもありげな、だけども中身なんてちっとも無いような、そんな音楽って素敵だなぁ、と思う。掴みどころが無いとか、分かりにくいとかそういうことではなく、なんというかもっとこう、人間が持っている全部の感情のど真ん中辺りで生まれる音楽。


汗にまみれた平熱が、今夜もゆっくりと突き進んでいくのです。

レコーディングあれこれ。

新しい録音機材もそこそこ整い始めたもんで、俄かにレコーディングを始めようかと企んでいる今日この頃。

郊外にあるちょっと気の利いたレコスタを無料で借りられる話も頂いたのだが、買ってしまったからには新しい機材を試さないわけにはいかないのと、そのスタジオが電車で通うには余りにも絶望的な距離だったために、今回はやっぱり完全自主レコーディングを敢行しようかと。

自然の中でゆっくりレコーディングもいいんだけれどねぇ。
バイクも車も持ってないもの。おれ様ったら。

CD完成は10月のワンマンライブに合わせますんで。

あぁ、最近書くこと無ぇ。

も。

「も」を多用する知人がいる。

「Yo-Heyさん、おれ(も)バンド組みましたよ」

「おれ(も)バイク買いましたよ」

「おれ(も)Mixi止めようかな・・・」

その感覚、悪くは無いんだが、どうもおれ的にはしっくりこない。。
なんというか、(も)で済むヤツにおそらくロックンロールは必要無いし、(も)で跨るバイクじゃぁ、そんなに遠くへは行けない気がするし。

(も)かぁ・・・。

最近年のせいか、周りに頼られる事が多くなった。

特にバイクと釣り関連。ぶはは。

おれが知りたいのは、そんな相談を持ちかけてくる連中の、「自分(は)こうありたいんだ」という心意気。
それを教えてくれなきゃぁ、なんの話もできないぜ。

それにしてもバイクに限れば、おれは現役じゃないんだけどな・・・。

あはは。

めまい。

寝不足とここ2週間ほど引きずっている風邪のため、目眩を起こして本日の仕事はギブアップ。

来月からレコーディングに休日を費やそうと思っているので今はそうそう休めないのだが、明日のライブを考えると・・・。

帰りの足で、買ってしまいました。

ドリエル。むぅ。


そして帰ってから少し昼寝。
ちょっと意識が覚醒してきたので、そのテンションついでにネットショッピングをば。原付購入のために温存していた資金は、レコーディング機材に回しました。

買ったぜ、MTR。そしてコンデンサーマイク。

これで卓上のコンプレッサーかなんかがあれば最強なんだろうけど、とりあえず現在の録音環境が劇的に良くなることには間違いない。

先代のMTRが今年の冬にご臨終されまして、CDを作りたくても作れない状況をようやっと脱却できそうな。。

10月のワンマンライブに向けて、来月からレコーディング開始です。あくまで宅録です。あとはフリーソフトでもいいから、波形編集などできるソフトを手に入れれば・・・うひひ。
ということで、巧くいけば夏の終りにはレコーディングが完了→9月には音源化、ですな。

嬉しいことに、「You」の音源化の要望をちょくちょく頂いているもんで、こりゃぁまじめに音源作っておかないとな、と常日頃思っていました。今回のメインナンバーは、「You」に決定かな。
あとはCD用の書き下ろしの新曲も幾つか入れて。

今回は機材も心機一転、そして以前と比べて住んでいる環境も静かになったので、かなりイイ音と上等な録音環境で作れそうです。


いやっほぅ。

前進。

前進、という言葉が好き。

人間の力が全てこもっているような言葉。前進。


何が言いたいのかというと、まぁ、あれだ。ギターを買ったわけだ。なんだかんだでやっぱりアコギが欲しくなり、再びK.Yairiのギターを買ったのだ。

で、フィンガーピッキングでガツンと弾けそうなモデルを購入。

うそ。ほぼルックスのみで購入。

安物だが、おれにとっては十分な武器になること間違いなし。


春に起こした交通事故の補償金で買い物したのだが、あれだけ金が無い事に四苦八苦していたのに、いざ金が入るとギター以外に欲しいものがまるで無く、相変わらずのおれのこの単細胞的な物欲に今回ばかりは少しホッとしてもいる。

とりあえず貯金だな。


~~~~~~~~~~

ライブが近いのである。

18日は高田馬場天窓で歌うのだが、考えてみれば新しいギターのデビューがその日なんで、なんとか今から鉄弦になれないといかん。むぅ。

ってことで、みんなライブおいでねー

夏だよー。

欲。

おそらく、全ての物欲を叶えるよりも前に、ストイックさを極めてある種の悟りなんかを開いてしまった方が楽なような気がする。

ところが、それが果たして必要か不必要かを考える暇も無く、おれの脳ミソはテレビやら広告やらに貯蓄本能をわさわさとくすぐられて、すぐさま「アレが欲しい」→「もっと稼がなきゃ」だなんて思考に陥ってしまったりする。

手持ちの荷物が少ない人ってのは、きっとモノの使い方や存在意義を理解している人なんだと思う。


「欲しいもの」と「必要なもの」の違いさえ分かれば、人生はもっと素敵でシンプルなものになるのかもしれないなぁ。

とは言え、そんなおれ様の前に立ちはだかるのは、いつだって「日常生活」という化け物だ。

金を稼ぎに行くために乗る電車賃でさえも、おれにとっては強大な敵の他、何者でもない。

はぁ、どうにも。

~~~~~~~~~

最近、Yo-Hendrixは怒涛の新曲ラッシュを迎えている。

アイデアだけではなく、歌詞とメロディ、ギターの音色とコード進行や構成が、ほぼ同時に頭の中に浮かんでくると言う、いわば「モテ期」にも似た状態。わははは。

ライブの本数が増えると、なぜか創作意欲が途切れずに続くことが多々あるのだが、それにしてもここ一週間くらいは異常なまでのペースだ。

実際に日の目を見る曲はおそらくその中の一割くらいなのだろうが、まぁ選べる、ということはとても運のいいことなのだろう。


大切なのは平常心。平熱。

それと、ほんの少しだけ世の中を小馬鹿にしたような、そんな心意気。

おれが信じる「ユーモア」ってのもきっとそこにあるはずだ。


あぁ、それにしてもギターが欲しい。

必要・・・あぁ、もちろんそれは必要なものだ。

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プロフィール

HN:
Yo-Hendrix
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1980/04/28
職業:
占い師
趣味:
生きること
自己紹介:
格好のイイことは、格好のイイ奴らに任せる主義。
将来は遊牧民か漁師か、それでもなければコーヒーを淹れるのが異常に上手いおっさんになりたい。

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