花唄Vol.2も無事に終わり。
前回同様、二ノ宮、馬場っち、いわべ、で、今回ゲストの謎のアメリカ人「泥流(デイル)」。
でいるはね、日本語が巧すぎて気持ち悪いです。ペラペラです。
歌詞も日本語。すげぇよ、お前。
やっぱり固定メンバーでのイベントってのは、回を増すにつれてなんというか、妙な結束感とでも言うか、そんなようなものが生まれてくる。
自分のお客さんに、他の出演者を紹介したくなるし、次回の集客方法なんかをちょこちょこみんなで話し合ったりして、なんというかね、出してる音は違えど、目に見えている部分に寸分の狂いもないと言うかね。
要は、楽しい。
演奏面にしてもね、ここの連中はもうそりゃぁ。
二ノ宮の楽曲は相変わらずクオリティが高く、何よりメロディと歌詞のギャップがホントに無いのだ。
「あぁ、その歌詞にはそのメロディしかないよねぇ!!」みたいなことを、いとも簡単にやってのける。すげぇよ、ニノちゃん。
で、馬場はその奥行きの深い声で、彼の等身大の日常をありありとリアルに歌い綴る。アコギに持ち替えてから、その世界観とか空気感とかが爆発的に開花している感じ。夕暮れ団地、名曲ですよアレは。
そして相棒、いわべけんじに関しては、彼の人間性がほぼ100%に近い値で楽曲に滲み出ているという、これまたアーティスト然たるステージ。
いわけん、ロックってのは人間そのもののことを言うんだ。お前は正しい。
で、泥流ね。楽曲に関してはまだまだ突き詰めてみる価値はあるけれど、日本語の独特な解釈がこれまたなんとも乙でして。泣き入るような声と相まって、レディオヘッドやコールドプレイ辺りをもう少しマニアックに突き詰めたらこうなるんではなかろうか、と言うような雰囲気を醸し出してました。
歌う花たち。
愛される方法がよく分からない彼らは、たった一つの「歌」という手段だけを頼りに、「かまってちゃん」の社会的地位獲得を日夜もくろんでいるのです。
おい、おまえら。
おれはおまえらが、大好きだっっ!!!!
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