釣りについて少々。
湾岸エリアでこの時期釣りをしていると、「バチ抜け」という現象に出くわすことが多々ある。
ゴカイやアオイソメが産卵のため、海底から水面へと浮かんできてひらひらと漂い始めるのだ。
大潮の日に頻繁に見られることが多い。
長年シーバスフィッシングをたしなんでいるが、この「バチ抜け」という現象に、いつも強く自然の意思を感じる。
「バチ」を食べるために、小さな魚たちが水面へと顔を出す。
そしてその「バチ」を捕食しに、そして「バチ」食した小魚たちを食べに、さらに大きな魚たちが泳ぎまわる。
そして食べられずに生き残ったバチは、また海底に戻り「海の掃除屋」としての仕事に戻る。
このサイクルに、なんと無駄のないことか。
満月の下、厳しい冬をくぐり抜けてきた生命たちのしばしの宴。
春が来たのだなぁ、と、防波堤に腰を下ろしながらタバコを一服。
最近はスロー。
仕事もそんなに詰め込んでないし、移動も徒歩だ。
休日の趣味は相変わらず、釣り。
平日、仕事はクールに定時で終わらせて、帰ってゆっくりギターを弾いたり。
適当に嘘ついたり、こっそりと本音を言ってみたり。
そういうのが、おれには合っている気がする。
そしてそして、前回の記事でも書いた自転車が届きました。
昔懐かしいレトロなルックスの、「モトクロス」自転車。笑
一応自転車としてのカテゴリーはBMXらしいのだが、乗ってみるとBMXとはまた違ったものであることがわかります。ってか、前後のサスペンションとダブルフレームのおかげでどこまでも行ける気がしてくる・・・。
割りに安いんだけどね、この自転車。
さぁさぁ、春が来ました。
コイツを釣りの相棒にして、今年はでっかいシーバスを釣りまくるのだ。
寂しい季節が終わったよ。
あとは、思う存分遊ぶだけ。
平熱で。