なんとなく、スキンヘッドが復活。
夏の暑い日ざしを避けていた地肌が、9月半ばにもなって解放の運命になるとは。
で、剃ってみてビックリ。
ツートンカラー。アタマが。
なんとも言えない、こう、出来損ないのチョコレート菓子のような色合い。
髑髏のシャツにダメージジーンズ&このアタマで朝の満員電車に特攻んで(ぶっこんで、と読んでね)いくと、もうね、周りの人の多くが、まるでおれを路上のゲロを見るような目で見つめてくる。
いいぞ、おれ。その調子だ。
後ろ背にしている40代そこそこのサラリーマンが、車内に人が出入りするたびに軽く舌打ちをしているのだが、おれと目が合ったそのときから急に舌打ちを止めた。
おれ、怖いんだな。怖いって便利だな。喧嘩なんてちっとも強くないんだけれど、動物とか好きなんだけれど、でも見た目が怖いって、便利だな。
でも彼が舌打ちをし続けて来た何日間、何年間、何十年間の時間は、そんなれの怖さを持ってしても救えはしない。
それが、怖さの限界。見た目の限界。
所詮、見た目が怖いだけ。
人間ってのは、得てしてカッコ悪いものやダメなものに救われたりするのかもしれない。
ブルーハーツのカッコ悪さに心を震わすことの出来たかつてのおれは、正しかったのだ。
きっと、これからもずっとそうだ。
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