ウッドマックを聞いてます。あぁ、久々だなぁ。
この迷いだらけのサウンドがとても好き。
ポップでカントリーでロックな感じ。
でも、何処にも落ち着けずに、それでも作品として表現する事に終始しているこの潔さ。
やりたいことをやりたいだけやろうとする、だけども結局やりきれていないという、その姿勢が美しい。
で、そんなところから生まれる人間の本音や本性は、もっと美しい。
おれはいつでもそこで躊躇してしまう。
「やりたいこと」と、「やるべきこと」のギャップが余りにもありすぎて、仕事も音楽もいつだって突き詰められないまま。
まぁ、そんな生活があるからこその音楽でもあるわけで。
日々の生活の中から紡ぎだすものが出てくれば、それは生活と音楽がしっかりと循環している証拠かもしれないなぁ。
最近、こうして原点に立ち返る事が多いのです。
もともとおれは、友達が欲しくて音楽を始めたんだ。
同じ事を思っていなくてもいいから、感情の出所がおれと一緒なヤツはいないか、と。
学校にいたって、社会に出たって、いつだっておれのでっかい疑問符は頭の上に圧し掛かったまま。
いまだってそうだ。そこだけは何も変わらない。
ロックンロール。
じわっ、と染み出るような熱さを、今は一番信じています。
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