テレビだなぁ、と思う。
ありゃぁ、ほんとうに怖い。
少し前に、職場の人間から「テレビも見ないで、どうやって世の中の情報を手に入れるの?」と問われたことがある。
おれはテレビを見ない。必要ないのだ。
自分の感じたもの、見たもの、聞いたものが全てだから。
おれの周りにはバナナで痩せた人も浜崎あゆみファンも江原さんの本を買って幸せになった人もいない。
メディアが嘘をついているかどうかは知らないが、おれの目の前で起こっていること、そこで感じたことがあるということは紛れもない真実だ。
テレビってのは何も考えないでいても、ただ見ているだけで情報らしきものが頭の中に流れ込んでくるのだ。
全ての番組は多くのスポンサーがいて成り立っている。ニュース番組も然り、だ。
まぁ、既存の多くのメディアがそうなんだろうが。
世の中は、おれたちが思っているほど透明ではないのだなぁ。
知らない人たちが、おれたちの知らない手段で、おれたちの知らない間に仕掛けを仕組んで。
小さな時限爆弾みたいなのが、さも偶然を装って不定期に爆発を繰り返しているようなものだ。
何を信じるか、よりも、まずは「自分を信じられるかどうか」というところから始まることばかりなのだなぁ。
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