先日、友達と少し長い電話をした。
近況やら、まぁそんなたわいもない話で盛り上がってみた。で、何かのきっかけがあってちょっと真面目な話になった。将来の話やら、自分の置かれている現実の話などだ。
おれは風呂上りのまま、トランクスとTシャツ姿で、うんうん、と頷きながら聞いていた。
言葉ごとに少し間をおきつつも、ゆっくりと、確かに友の話に耳を傾けながら。
タイミングを見ながら、少し気の利いたことを幾つか言ったつもりでタバコに火をつけて、どかっ、と部屋の隅にある座椅子に腰を下ろした。
しばらくしんみりと話を聞きながら、ふと自分の懐に目をやる。
キ○タマが出てた。
トランクスの間から。もそっ、と。
おれはあらためて、自分の限界を知った。
この記事にトラックバックする