強風。小雨が痛い。
29歳を目前にしての、体力作り。体を動かすって、凄いことだ。これは命を弾ませるということなのだ。
嫌いなものを好きになる、そんな時期をようやく過ぎて、いよいよ「なんとも思わなかったものが素敵に思える」という時期に差し掛かって来たのかも知れない。
おれは、大人になったのかもしれない。
目の前に出されたものをあれやこれや指差しながら選んでいるようじゃ、まだまだ人生はつまらない。
気まぐれにちょっと背伸びをして、今まで見ていた風景の向こう側に見続けていた、なんとなく気になっていた何かを目指すのが、それが生きるということだ。選ぶ、ということだ。
自分から歩み寄っていくことの素晴らしさ。
加えて言えば、本当のタフさってのは、どんな状況でも選択肢を失わないでいられる、ってことなのだろう。
なんか最近いろいろと冷静だ。
熱っぽい自分と冷静な自分がいるから、おれはまだまだ好きに生きていく自信がある。
年をとろう、風のように軽やかに。
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