石垣の師匠からの画像つきメールが来た。
向こうは少しだけ風が強いのだという。
景色ももう、こちらで言う初夏の気配を感じるほどだとか。
東京、快晴。
青く抜ける空よりも、少しくぐもったような色の空が好き。
沖縄にいたときも、そうだった。
友達から借りたまんまのエレキギターをちょっと引っ張り出しながら、最近答えを探してばかりいる自分にちょっと反省。
まずは自分を楽しむこと。
この下らない人生を、心の底から大笑いすること。
「なんでもない」ということは、「なんにでもなれる」ということにとても似ているけれど、少し違う。
年を重ねるに連れオデコは上がっていくし、今まで少し自慢だった上腕の筋肉もいつの間にか垂れ下がってくるし、何より足が細くなった。
世間から見ればまだまだ若いのだろうけれど、どこがどういう風に年を取っているかなんて、自分自身しか分からないんだもんな。
時折、こんな日常を誰かに問いかけたくもなるのだが、まぁそこに答えなどハナっから無いことも分かっているわけで。
先月買った新しい自転車は、早くも潮風に晒されて錆び始めてきた。
人知れず何かがゆっくりと古くなって行く様は、本当に素敵だと思う。
人間も例外なく。
この記事にトラックバックする