5年ぶりに、バイクをゲット。
縁あって、会社の上司からタダ同然で売っていただいた中華製125ccの面白スクーター。クインキーというメーカーの、BTL125というなんだかサンドイッチみたいな名前のオートバイ。
詳しいスペックは謎。調べようが無いからたぶんずっと謎。とにかくタコメータ見てる限りリミッターは無し。常に給油したい衝動を忘れさせない4ℓタンク。フルフェイスのヘルメットを頑なに拒否し続けるコンパクトなメットイン。ハザードとかパッシング機能とかたぶんおれ使うタイミングとか一生分からない。
でもなんだか一緒に出かけたくなるような愛嬌のある顔と、一生懸命に回るエンジンがかわいくて仕方ないです。
ワケあって、「あぁ、もうバイクには一生乗らねんだろうなぁ。」なんてふて腐れ続けて早5年。
なんとなく、ライダー復帰のリハビリを開始しようかと思っていた矢先の絶妙なご縁。
以前跨っていたオートバイとは比べ物にならないくらい小さなバイクなんだけれどもね、逆光の中の信号に目を細めたり、ウィンカーのプッシュキャンセルを忘れたまま走ったり、かじかんだ手を缶コーヒーで温めたり。
そういうのが一気にフラッシュバックして、時折涙が出そうになります。
こいつに乗って釣りに出かけたり、買い物したり、銭湯に行ったり。
日常のちょこっとした隙間をピッタリと埋めてくれるのが、おれにとってのオートバイという存在。
久々にまた少し、悪巧みを考えてしまうのです。いひひ。
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