唄を聞かせたい人がいる、ということは、とても幸せなんだと思う。
で、聞かせたい人に聞かせたい歌を聴いてもらってるときってのが一番幸せなんだよなミュージシャンにとって。
伝えたいことなど、そんなことなどとうの昔に無くなった、なんてのはたぶん嘘。
よくわかんねぇけど、伝わるか伝わらないかは置いておきたいの今は。
言えたか言えなかったか。触れたか触れなかったか。そこにあやふやな境目なんて無いから、もうそれはそれはシビアな判断基準だ。
勘繰るな。目の前に繰り広げられてるものを見て、何にも感じなければそれがお前の限界だ。
当たり前の何かに、少しでも引っかかったものを感じたら、遠慮せずに手を伸ばせ。そして触れ。
触れたか?
じゃぁ、言え。それがどんな形をしてたかを、言え。正しいかどうかはまた後だ。言うんだ今。丸いとか四角いとかゴツゴツしてるとか熱いとか冷たいとか。
答えも結論も後だ。
もしも、誰もが納得できるような答えを見つけてしまったときは、それは自分で何がしをあきらめてしまった証拠そのものだと思え。万人が安心して抱きかかえられるような、そんな答えは無いんだよどこにも。
伝えたいことばっかりが先走って、メロディが着いて来ない。
今のところ、おれは歌い手として失格。
まぁいいんだ。それはそれで。
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