なんとか年内中には近所でカレイを、と。
と言うより、ウチの近所でカレイなんぞが釣れることをあまりにも誰も信じないので、なるべく早くそこんところを証明したかっただけなのだが。
釣れましたよ、カレイ。
近所のフェリー埠頭の運河で。ざまぁ見やがれってんだ。
2、3年前まで、何よりも音楽優先で生きてきたわけだが、これがどういうわけか今年は釣りと音楽のウェイトが微妙に同じくらいの重さになっているようで、年末のカウントダウンライブのお誘いを断ってまでも、大晦日はどうしても釣り場で新年を迎えてみたかったのです。
発信するのと同じだけ、受信が必要なんだなぁ、なんちて。
近所の海浜公園から臨む東京湾は、決して大海原ではないけれど、やっぱりどことなく海の威厳は携えているようで、潮の満ち引きの時には大きな波音を街中に響かせてくれる。
ガタピシ、ぐおぉぉーん、と港の倉庫街に入っていくトラックの騒音と、ざわざわと潮の満ちる音。
ときおり海面近くでギラッ、と踊る恐らくは鱸か何かの鱗の銀色。
一年を振り返るつもりなんて、もう微塵もないなぁ。
おれは毎日が最高潮だ。
なんて、素晴らしい世界。
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